約 4,089 件
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/232.html
零れ落ちる闇 ―― EXCEED CHARGE ―― ブティックやCD専門店の並ぶショッピングセンターにて、男性の無機質な電子音が響く。 電子音と共に赤い閃光を引きつれて、黒い影が駆ける。 金のバイザーと赤いラインを持つ黒い強化スーツの仮面ライダー。 ファイズは道路を駆けて、空に浮かぶ赤い異形の怪人へと跳躍した。 「らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ベルトよりチャージされたエネルギーは拳のパンチングマシン、ファイズショットに届き破壊の衝撃を生み出す。 ファイズに変身した海堂は、そのまま赤い異形、ゴルゴスへとグランインパクトを振り下ろした。 「甘いわ!!」 ファイズのグランインパクトをゴルゴスは両腕で受け止め、鬼のような形相でファイズの仮面を睨みつける。 下半身の岩に生える十面の人の顔。うち一つは潰され、九つとなった顔面から炎が吹き出た。 「ぐっ、あちちち、熱っちー」 「そのまま焼け死ねい!!」 殴った反動で地面に落ちていくファイズに向けて、ゴルゴスは炎を浴びせ続けた。 ―― FULL CHARGE ―― 電子音と共にゴルゴスの巨体を閃光が貫く。 光の矢を撃ち放った緑のライダーは落ちるファイズを受け止め、ゴルゴスの正面に立った。 「私を忘れてもらっては困りますね」 黄金の列車のレールを模したラインを持つ緑のライダー、仮面ライダーゼロノスとして香川は立ち向かう。 彼の信念を持って、侑斗を生かすために。 「触んじゃねー」 ファイズは乱暴にゼロノスの腕を跳ね除け、しっかりと地面を踏みしめる。 明らかな拒絶の態度に、ゼロノスは仮面の下で怪訝な表情を浮かべた。 「あなたは木場くんの知人ではないのですか? 彼と私たちは協力体制にあります。 戦う際に力をあわせるのは妥当だと判断しますが」 「うるせー! てめーは仮面ライダーなんだろ? 俺は仮面ライダーを認めねえ!!」 ファイズはゼロノスに背を向けたまま、ゴルゴスへと駆けていく。 ゼロノスは冷静に思考しながら、ファイズ……いや、海堂の仮面ライダーへの嫌悪の原因を探る。 ゼロガッシャー・ボウガンモードでゴルゴスを牽制し、神崎が引き起こしたライダーバトルを思い起こした。 あの時ライダーバトルを遂行する意思を持っていたライダーは十一人。 当時集めた情報によれば、手塚や城戸といった例外を除けばそれぞれ己がエゴでライダーバトルに乗ったのだ。 悲しいことに、教え子の東條も含めて。 もしも海堂が今まで出会ったのが神崎の選んだ仮面ライダーのような相手なら、彼の不信感も理解できる。 (つまり、彼を盾として扱うには、仮面ライダーへの不信を拭い去るのが先ということですね) ゼロガッシャーを組みかえて大剣とし、剣先をゴルゴスへと向ける。 まずはゼロノスの力がゴルゴスにどの程度通じるか計る必要があった。 (場合によっては、桜井くんが使ったゼロフォームになる必要もありますからね) ゼロノスは再度ゴルゴスに攻撃を仕掛けようとするファイズに合わせて、斬りつけるべく街灯を蹴って跳躍の距離を稼いだ。 ファイズに集中していたゴルゴスは、ゼロノスの接近に対する反応に遅れている。 距離が後数メートルの時点で気づいたが、もう遅い。 「はあぁっ!!」 ゼロノスはゼロガッシャーを横凪に振るう。ゴルゴスの下半身の岩に横一文字の傷が走った。 傷の浅さにゴルゴスの頑強さを確かめ、続けて迫る火炎弾をゼロノスは両腕を交差して身体を庇う。 身体の炎を冷静に消し止め、ゴルゴスの力が並でないことを悟る。 (やはり、使うべきですね) 視線を一瞬ゴルゴスに向けると、ファイズのほうを相手にしているのが見える。 圧倒的力に翻弄されているファイズを冷静に観察しながら、ベルトのゼロノスカードを取り出し裏返す。 侑斗がそうしたようにまた、ゼロノスとなった香川も赤い面が表になったゼロノスカードをベルトに差し込む。 ―― CHARGE AND UP ―― 雪のごとく淡く赤い光がゼロノスの身体を赤く染め上げていく。 仮面ライダーゼロノス・ゼロフォームとなった香川は、ゆっくりと銃口をゴルゴスへと向けた。 「こざかしい!!」 ゴルゴスは自身の身体を焼く光線を睨みつけて、忌々しげに吐く。 先ほどは緑だった仮面ライダーは赤と変わっていた。地を走るファイズともども、倒せばいい。 ゴルゴスの力は、自他とも認めるほど強い。押し切る。以前、ファイズとは戦っている。 別のライダーが傍にいるとはいえ、二人の仮面ライダー程度相手にできることは既に経験済みだ。 ゴルゴスはそのまま身体を浮かせた。 巨体を活かした突撃で吹き飛ばす。ゴルゴスが猛スピードでゼロノスへと向かってきた。 「む……」 「死ねぇぇぇぇい!」 轟音が響き、空気が震えた。ゼロノスはゴルゴスの突進に、 「なにぃ!!」 「何とか、受け止めることができたようですね」 吹き飛ばされず、純粋な腕力で止めた。一瞬ゴルゴスは焦るが、すぐに余裕を取り戻す。 なぜなら、身動きが取れないのは相手も同じ。ゴルゴスは嘲るように高笑いを続ける。 「ぐわっはっはっは! だが、キサマも身動きが取れない!」 「ええ、一人なら愚策だったでしょう。一人なら……ね」 ゼロノスの瞳が怪しく輝く。ゴルゴスはゼロノスの言葉の意味を悟り、首を回した。 ―― EXCEED CHAGE ―― ゴルゴスの本能に怖気が走る。反応が遅かったことに気づいたのだ。 赤い光がゴルゴスの視界に入る。三角錐の赤いクリスタルのようなエネルギーがゴルゴスの身体を縛り付けた。 顔の一つが潰されたあの技が迫る。ゴルゴスはどうにか身を捻り、クリムゾンスマッシュの打点をずらした。 「らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ドリル状のエネルギーをまとい、ファイズが赤い閃光となってゴルゴスの岩と化した下半身を貫いた。 φのギリシャ文字が空中に浮かび、ゴルゴスの身体を炎が纏う。 それでも、ゴルゴスの瞳は死んでいない。 「ぬうぁぁぁぁぁぁ!」 咆哮と共に炎とφのギリシャ文字を砕き、ゴルゴスは眼下のファイズとゼロノスを睨みつけた。 鬼のような形相が憤怒によって、さらに赤く染まる。 「キサマら……覚悟はいいな。血を一滴も残さず、殺してくれる……!!」 ゴルゴスの岩に宿る九人の顔から砲撃が始まる。 爆発に翻弄される二人の仮面ライダーを見下ろしながら、ゴルゴスは怒りに任せたままただ破壊を続けた。 □ ショッピングセンターを抜け、廃墟に隠れたファイズとゼロノス。 ようやく二人きりになれたとゼロノスは物陰から牽制しながら、同じようにフォンブラスターで牽制するファイズに話しかける。 「そろそろ私たちに協力をする気になりましたか?」 「だから言っているだろ。俺は仮面ライダーが大嫌いだって!」 「あなたが仮面ライダーを嫌うということは、相応の人物に出会ったのだと推察します。 しかし、私たちもあなた方オルフェノクの中の危険人物と出会っております」 「おめー、なにがいいたいっちゅーんだよ!」 「あなた方オルフェノクの中に、人間の心を保っているように、我々仮面ライダーの中にも英雄的行為を志す者もおります。 いかがですか? 私たちとの共闘、そう悪い提案ではないはずですが?」 「うるせー! あいつは……あいつは…………」 気落ちするファイズの様子を見て、ゼロノスはショックが大きいことを悟る。 ゼロガッシャーの引き金を引きながら、ゼロノスはファイズに視線を一瞬だけ向けた。 「そうやって、駄々をこねるだけで、あなたは仮面ライダーに無念を晴らせると思っているのですか?」 「んだと!」 「私はスマートブレインを打倒し、多くの人たちを救い出します。私の命は、そのための捨石にすぎません」 ゼロノスの言葉に、ファイズが顔を上げる。 確かな覚悟を感じ取ったのか、ファイズが押し黙った。 「あなたはスマートブレインを倒したくはありませんか?」 ゼロノスの言葉にファイズは沈黙したままだった。 わざとらしく、ゼロノスはため息をついて、呆れている様子を演出する。 「そうですか……あなたの気持ちは、ここで駄々をこねる程度にしか過ぎないのでしょうね」 ゼロノスが告げ終えた瞬間、胸倉が掴まれる。明らかに怒りを示すファイズの視線を、涼しげに受け流した。 「もういっぺん言ってみろ……」 「何度も言う必要など、ありません。そろそろ出ましょう。 もし、あなたがスマートブレインを打倒する、という気持ちが本気なら……戦うというのなら、私が囮として出て行きます。 その結果生まれる隙をつくのもいいでしょう」 「俺が出なかったら、どうする気だ!」 「その時は……私が死ぬだけです。結局はその程度の器、ということなのでしょう」 「そういう問題かっちゅーの!」 「……とはいえ、私は死にたくはありません。期待していますよ?」 ゼロノスはもう言うことはないと物陰から飛び出し、光弾でゴルゴスの身体を射抜く。 別に、死ぬつもりはまったくない。ファイズこと海堂を試しているのだ。 今後、侑斗を守り抜く盾として相応しいか。ここで怯むのなら、用はない。この場で文字通り、ゴルゴスの攻撃を受け止める盾として使う。 だが、覚悟を示し、飛び出してくるのなら……今後必要な戦力とする。 これはゼロノスの命をチップにした賭けではない。海堂の価値を計る瞬間なのだ。 ゼロノスは後方のファイズの気配を気にする。できれば、後者のほう、必要な戦力がありがたい。 前者の使い捨ての盾は一度しか使えないが、後者なら仲間意識を持たせれば何度でも盾として使えるからだ。 冷徹ともいえる思考。それこそが香川の考える英雄の理論。 凡人の倫理はそこにはない。ただスマートブレインを潰し、ライダーバトルと似たこの祭りを終わらせる。 鉄のように硬く、氷のように冷たい覚悟があった。 □ 「はあ、はあ、はあ……」 あちこちに被害が広がるショッピング街を抜けて、侑斗は赤い空を浮かぶ怪人、ゴルゴスを見つけた。 肩にかけたまま持ってきたライフルを向けて、スコープを覗き込む。 一条は自分たちを守るために命を落とした。金居は自分が信用せずに命を落とした。 二人分の命が重い。だからこそ、侑斗は覚悟を持ってライフルの銃口を向ける。 下は攻撃を受けるゼロノスが入る。香川が赤のカードを使っていることを確認して、自分の記憶が消えることも覚悟する。 香川には赤カードを使うことによって、誰かが侑斗に関しての記憶を失うことを知らない。 単純に、戦力の底上げとしか認識していないからこそ、使ったのであろう。 自分の記憶を誰かが忘れることに心が痛みを訴える。だが、仕方ないと侑斗は思う。 このバトルロワイアルを潰し、誰かを救うためなのだ。 だから、侑斗は引き金を引く。ゴルゴスの気を引いて、フルチャージの一撃を打ち込む隙を作るために。 侑斗の全身に反動が響き、弾はゴルゴスを掠めた。 ゆっくりと、赤い異形がこちらを向く。 「桜井くん! なぜこちらに来たのですか!?」 「今です! 香川さん!!」 言い終えて、侑斗の地面が爆ぜる。この隙に攻撃してくれ。 侑斗は祈るが、身体が突き飛ばされて砲撃の衝撃から免れた。 「うあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 侑斗の視界に、吹飛んでいく木場が眼に入る。 また誰か、自分のせいで犠牲になったのだろうか? 侑斗は悔しげにうつむいて、自分に、ゴルゴスに向けて怒った。 □ ファイズは遠のいていくゼロノスの背中を見届けて拳をギュッ、と握った。 (わかんねえ……わかんねえよ……モグラ……) 子供のように純真な瞳を向けるモグラの姿を思い出す。 海堂が最初に出会った仲間。仮面ライダーを正義の味方だと本当に思っていた姿。 無残に、仮面ライダーに首を落とされたモグラの姿と、正義の仮面ライダーを語る姿を交互に思い出す。 『うわ~すごいんだな、かいどーは。俺、尊敬しちゃうよ~』 『困ってる人は絶対に見捨てないし、助けを求める人がいたらどこへだって飛んでいくんだ』 (わかんねえけどよ……) うなだれているファイズの耳に、銃声が聞こえ現場へと顔を向ける。 若い茶髪の青年と、海堂もよく知る木場勇治が姿を見せた。ゼロノスが明らかに驚いた態度をとっている。 と、言うことは彼等はこの危険な地域に駆けつけてきたのだ。 「あの……馬鹿!!」 ファイズが怒声を上げて地面を蹴る。ゴルゴスが力をためて、岩石に刻まれた九つの顔がうごめいた。 「キサマらから殺してやる! 死ねえ!!」 ゴルゴスの下半身の顔面岩が輝いたと思った瞬間、侑斗の周囲が爆発する。 侑斗を庇った木場を見て、思わずファイズは駆けた。手を必死に伸ばすが、距離は圧倒的に開いている。 そのまま木場が川へと落ちるのを、黙ってみていることしかできなかった。 ボチャン、と派手な音がファイズの耳に入る。わなわなと震えた拳を握り、地面を跳躍した。 「俺様はここだ! ゲドンの獣人野郎!!」 別に、ゴルゴスの容姿をモグラから聞いたわけではない。 だが、モグラを苦しめ、仮面ライダーが戦う相手としての名を叫ぶ。 それは、海堂直也が始めて行う、仮面ライダーとしての戦いであった。 ファイズの脚のポインターから三角錐の赤いエネルギーが降り注ぐ。 ゴルゴスは両腕を交差して、受け止めた。身体が固定されるが、無理やりはじき返す。 そのつもりなのだろう。ファイズはそれを知りながら、エネルギーの内部へと右脚を向けながら飛び込む。 「おらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「小癪な!!」 クリムゾンスマッシュの衝撃と、ゴルゴスの怪力が拮抗する。 押し込むように全身に力を入れるファイズは、この技が通ることを必死で祈った。 (なあ、モグラ……仮面ライダーって、ゲドンの獣人を倒すんだろ? 困っている奴を助けるんだろ?) ファイズは心の中で、既に死んでしまった仲間に声をかける。 胸がじくじくと、できたばかりの傷口を抉り返すように痛む。 されど、モグラの純真な願いに答えるように、ファイズの蹴りが少しずつ押し進む。 (だったらよ……俺がなってやるよ。俺が…………) ファイズが気合を込めた瞬間、クリムゾンスマッシュのドリル状のエネルギーが深く突き進む。 ガリガリとゴルゴスの強固な皮膚が削れていった。 「俺が、仮面ライダーになってやる! モグラを殺した奴のような仮面ライダーじゃねえ!! 俺様は、困ってる人は絶対に見捨てないし、助けを求める人がいたらどこへだって飛んでいく。そんな仮面ライダーになってやる!!」 ファイズの宣言と共に、身体が閃光と化してゴルゴムの身体にめり込む。 その光は赤いゴルゴスを…… 「ぬるいわ!!」 貫かず。ファイズは天高く舞い上がった。 ゴルゴスの高笑いが響く。余裕の表情。しかし、ファイズの右腕はファイズフォンのエンターキーを押し込んでいる。 ―― EXCEED CHARGE ―― 再び鳴る電子音。赤いエネルギーを引きつれて、再びファイズショットを構えた腕を振り上げる。 かつて、乾巧も取った戦術を、海堂は知らず選択する。目的は…… 「落ちやがれぇぇぇぇぇぇ!!」 「ぬぅ……おおおおおぉぉぉぉぉ!!」 クリムゾンスマッシュのダメージが残るゴルゴスに、グランインパクトの衝撃が炸裂した。 ゴルゴスの全身が大きく震え、滞空していた巨体が力を失って地面へと落ちる。 ―― FULL CHARGE ―― 「なに!」 「へへ……俺様の狙い通りだぜ……」 電子音が轟いた位置には、ゼロノスがエネルギーを溜めている刃を構えていた。 ダメージが残るゴルゴスはなすがままだ。 「よくやりました。私の計画通りです」 ゼロノスは冷静に、エネルギーを宿す大剣を横凪に振るう。 稲妻のごとくほとばしるエネルギーが横一文字に走り、ゴルゴスを貫いた。 □ 「ぐぁぁぁぁぁぁ!!」 ゴルゴスは気合を込めると同時に、再び天へと舞い上がる。 ゼロノスとファイズがまだ余力のあるゴルゴスに驚愕の視線を送っているのを見届け、鬼のような形相を向けた。 「やるな……ここは一旦引いてやるが、次こそはキサマらの血を一滴も残さず飲み干してやる!!」 胸に横一文字に走る、血が滴る傷口を押さえながら、ゴルゴスはすばやくその場を離れる。 ファイズが反応しようとしているが、ゼロノスが押しとどめた。 理由は分からないゴルゴスは、己の力に恐れたのだと考えながら突き進む。 怒りの形相に、ガガの腕輪に一瞬視線を向けて、忌々しげに牙を剥く。 (クソッ……俺が生き残るには、ギギの腕輪が必要なようだな……。アマゾンを探し出して、殺してやる!) ゴルゴスの怒りは止まらない。 空を駆け、復讐を胸に移動して行った。 そしてゴルゴスは、己がデイバックを落としていったことに気づいていなかった。 □ 「なんで止めたんだよ?」 ゼロノスの斬撃で紐が千切れたデイバックを拾い、ファイズは疑問をぶつけた。 ゼロノスが答える前に、答えがやってくる。ゼロノスの変身が解除され、白衣の中年、香川が姿を見せた。 「変身には制限がかっていて、私たちは十分しか戦えません。あなたは後二分強時間が残っていますが……深追いは禁物です」 「そーかい」 ファイズは戦っている最中に変身が解けたことを思い出した。 そういうことかと納得したまま、首を軽く鳴らす。 「一応、周囲の警戒を引き続きお願いします。桜井くん、怪我はありま……」 香川の声を中断するように、周囲が再び爆発する。 またもや、ゴルゴスが戻ったのかと考えるが、ファイズは十分の制限を思い出し、それはないと判断する。 視線を向けた先には、緑のロボットのようなモンスター、マグナギガが砲身をファイズに向けていた。 「ここは一旦退きますよ」 「……いや、俺が残る」 「な、お前!」 ファイズの言葉に侑斗が反応するが、ファイズは鬱陶し気に手を振った。 とっとと行け、と言外に告げて、マグナギガの正面に立つ。まだ、モグラに誓った仮面ライダーの仕事は終えていない。 「木場を頼むわ。あいつ、俺様がいないと何にもできない奴だからな。 せめて、俺様と合流するまで頼む。な?」 「そんなふざけた頼み、聞けるか! そのベルトを貸せ! 俺があいつを倒……」 「それは無理です。桜井くん、このベルトをつけるには、条件があるのですから」 香川の言葉に、侑斗はうつむいて歯を食いしばる。ファイズはその様子を邪魔そうに見つめながら、二人を守るように立つ。 その背中に、確かな覚悟があった。 「安心しろ。俺様は、正義の味方…………」 それはある未来の話だ。照夫という少年がいた。 海堂が助けた少年だ。施設に預けられて少年はいじめられ、偶然それを目撃した未来の海堂が助けることとなる。 その時と同じく、ファイズは右腕を左方向にまっすぐ伸ばし、天を介して反対方向へと向ける。 腰に止めていた左腕と交代するように右腕を引き、左腕を右方向へとまっすぐ伸ばした。 そのポーズは、偶然にも『仮面ライダー1号』の変身ポーズと酷似していた。 「『仮面ライダー』だからな!」 ファイズの、海堂の宣言が響く。満身創痍なその身でも、決して戦いの意志を曲げない。 いや、本当は逃げ出したかった。いつものようにお調子者らしく、去りたかった。 それでも、胸に宿る重さが逃げることを許さない。 (これいいんだよな? モグラ……) 海堂の祈りが、天に眠るモグラへと向けて呟かれた。 「……海堂さん、でしたよね?」 「ああ? 早く行けっちゅーに」 「……私たちは木場くんを探して、北へと向かいます。その後動物園と向かいますので、そこでお会いしましょう」 「へいへい。覚えておくよ」 ファイズは言い捨てて、マグナギガへと向かった。香川はその場にある、デイバックをすべて持つ。 ゴルゴスと木場が落とした物も、もっていく。何が役に立つかは、分からないからだ。 香川は後ろ髪を引かれるような思いをしているであろう、侑斗を無理やり引っ張って地面を蹴る。 それにしても、ファイズ及び海堂は仲間に欲しい逸材だ。 戦い慣れしたその動き。ファイズとしての力。仲間を守る正義感。 いずれも侑斗を守る盾として申し分ない。 (ここは生き延びてくださいよ。我々が、スマートブレインを打倒するために……) 香川のメガネの縁が光る。 その肩に、ライフルを担いで。それもすべて、侑斗を、ゼロライナーの道を守るために。 □ 川から上がった木場は、どうにか身体を起こして近くの木へと背を向ける。 大きくため息をついたと同時に、重くなったまぶたを閉じる。 傷ついた身体は休憩を欲していた。 木場勇治に睡魔が訪れる。 (海堂……無事かな……? 桜井くん……) どこか、乾巧を髣髴させる、出会ったばかりの青年を思い、木場の意識が闇へと落ちる。 やがて沈黙が訪れた。 風が穏やかに木場の髪をなで、静かに揺らす。 その一時だけ、凄惨な戦いから隔離されたような空間が形成された。 □ 「らあぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ファイズは気合一閃。猛打をマグナギガの胸部へと繰り出す。 ミラーモンスターでも特に装甲の厚いマグナギガを相手では、拳を痛めるだけだった。 「いってぇ~」 ひりひり痛む手を振りながら、ファイズは正面で胸部の装甲を展開するマグナギガを目撃する。 ミサイルが並んだ火薬庫を前に、背筋に悪寒が走った。 「ちぃっ!」 ファイズがジグザクに走り、迫るミサイルをどうにか避ける。 爆風と衝撃が届くが、ひたすら無視してファイズは怪我で痛む身体に鞭を打って進む。 ―― EXCEED CHARGE ―― エネルギーを携えた拳をマグナギガの頭を殴打する。 たたらを踏んで後退するマグナギガの、閉じそうになる火薬庫に向けてすばやくファイズフォンの106キーを押した。 ―― Burst Mode ―― 赤い光弾の三連射を火薬庫に撃ち込む。 盛大な爆発と共に、要塞のような強固な雰囲気を持つマグナギガが、初めて揺らいだ。 (しゃっあ! 決めるぜ!) ファイズの変身時間は残り少ない。おまけに、マグナギガの身体に粒子があがり、鏡へと向かおうとしている。 逃がしてたまるか。そう思考するファイズに、マグナギガは後退しながら右腕の砲口を向けてきた。 あれを食らえばまずい。ファイズはとっさに判断して、地面を蹴って跳躍する。 マグナギガの砲弾が放たれた。同時に、ファイズフォンのエンターキーを押し終える。 ―― EXCEED CHARGE ―― 向けた右足から放たれる赤い光が、ギガランチャーの砲弾とぶつかり、迫り勝つ。 鏡の世界へと逃げようとしたマグナギガを、赤い光が三角錐の形を展開して押しとどめる。 「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 ファイズのクリムゾンスマッシュが、焼け焦げた胸部を後方の割れたショーウィンドウごと貫いた。 息も荒く膝と右手を地面につけるファイズの背中で、マグナギガがφの一文字と共に、青い炎を吹き上げて灰となる。 その灰もやがては粒子となり、消えていった。 「どうだ……ちくしょう! モグラ、俺は……勝ったぞー!!」 ファイズの変身が解けた海堂は、勝利の雄たけびをあげる。 ただ単純に勝った事実に酔い、死んだ仲間を思う。ある意味、お調子者の彼らしかった。 同時に仲間思いの、見捨てようとして見捨てきれない、彼らしくもあった。 「……へ……。木場、今俺様が駆けつけて……やる…………って、あれ……?」 歩みを進めようとした海堂が、ふらりと膝を崩した。 疲労がたまりすぎて、一歩も動けないらしい。立ち上がろうとする意思とは反対に、海堂はそのまま倒れ伏す。 やがて、海堂から寝息が聞こえてきた。 風が爽やかに吹き、勝利の美酒に酔いしれる戦士を祝福するように、髪を優しく撫でた。 □ 木場を探して侑斗は走る。香川は念を入れて、周囲を警戒するように何度か呼びかけていたが、聞いている余裕はなかった。 侑斗の必死な態度に呆れたのだろうか。 香川はライフルを構えながら、周囲を警戒して進んでいる。侑斗は香川には何度感謝してもし足りないと思いながら、川原を走り続けた。 侑斗は今まで出会った人たちのことを思う。 一条薫、金居。いずれも自分のせいで死んでしまった人たちだ。 ゼロノスの力をうまく使っていれば、死ぬことはなかったはずだ。 侑斗の脳裏に浮かぶのは、戦うことを楽しそうに語る北崎や、ギリギリでしか食いつけなかったガドル、そしてゼロフォームでようやく撃退した鳥の怪人。 いずれも侑斗は名を知らない。ただ殺人者を取り逃がした。その意識がある。 負け続け、人を犠牲にし続けたのは、侑斗自身が弱いせいだ。少なくとも、彼自身はそう思っている。 そして、自分たちを助けるためにあの場に残ったファイズと化した男。 彼の願い、木場勇治を救うために侑斗は駆ける。最も…… (俺のことは覚えちゃいないだろうがな) 香川より返された、ゼロノスベルトを見つめる。仕方のないことだとは言え、香川は赤カードを使った。 しかし、香川も海堂も、侑斗のことを忘れた形跡がない。と、なると木場が侑斗の記憶を失った。 そう考えるのが自然だ。 「見つからない……」 かれこれ、一時間以上は探している。ゼロノスの制限も解けているかどうか、ギリギリの時間だ。 新たに増えた荷物を抱えて、侑斗はひたすら前を見て歩く。 やがて、気を背にこちらを見つめている人影を見つけた。 木場勇治。 立ち上がってこちらを見つめている。侑斗は無事を喜び、駆け寄ろうとした。 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 木場の顔にホースオルフェノクの顔が影となって浮かぶ。 水が崩れるような音と共に、木場の身体が揺らいでホースオルフェノクへとなる。 突然のことで驚いた侑斗が反応する間もなく、ホースオルフェノクは侑斗の傍を通り抜けた。 侑斗が振り返ると、ライフルを真っ二つに斬られ、衝撃で川へと落ちる香川が見える。 侑斗はあまりに不可解な展開に、呆気にとられた。 時は木場が目覚めたころ、五分ほど前に遡る。 仲間と合流しなければ、と考えた木場の胸元から、一枚の写真がひらりと落ちた。 香川がライフルを構えている姿。 無謀な侑斗を止める時に、目撃した一枚の写真だ。 そんな木場に、侑斗が視界に入る。赤カードの影響を受けた彼は、胸に宿る感情のままにホースオルフェノクへと変えた。 (あのままでは、桜井くんが撃たれる!) 『彼ら』の不幸は四つ。 一つ目は、香川が赤カードの弊害を知らなかったこと。 赤いカードは記憶をさび付かせた、代償を持って始めて使える力だ。 誰も傷つけない、何も失わせない、その覚悟持った侑斗が得た力だった。 二つ目は、侑斗が己の記憶が失う、と思い込んでいたこと。 ゼロノスベルトは侑斗以外が使う機会がなかった。 ゆえに、赤いカードは侑斗の記憶しか奪わない。他の者が変身した際に、侑斗でなく変身者が記憶が消える、ということを経験していなかった。 三つ目は、金居の遺産。 もともと彼が疑心をばら撒き、不要になった香川と侑斗を労力を少なく始末するための手段。 持ち主を失った罠が、香川の記憶を失った木場へと渡ってしまった。 四つ目は、香川が周囲を警戒していたゆえ、携えていたライフルが、偶然銃口を侑斗に向けてしまい、それを木場が目撃してしまったこと。 香川は木場と会話を果たしている。彼が味方であるゆえ、ライフルの銃口の向きなど気にしていなかった。 とはいえ、さすがに味方に長時間向ける気はない。数秒、銃口が侑斗に向かっていた。その事実が、香川の記憶を失った木場を突き動かした。 そう、侑斗を守るために。 「よかった……無事で」 変身をとき、安堵した表情で木場は侑斗に振り返る。 その瞬間、頬が強打され尻餅をついた。いきなりのことで、木場は驚愕に満ちた視線を侑斗へと向ける。 「何が……無事でだよ! 香川さんにいきなり斬りかかってきやがって……おかしくなったのかよ!」 「俺は、君を守ろうとしたんだ! 君が撃たれないように……」 木場は状況を説明するが、侑斗の表情はますます険しくなっていく。 説明すれば分かってもらえる。そう考えて次々と言葉を重ねるが、届いていないことを実感する。 焦る木場は、胸元から例の写真を取り出した。これを見れば理解してもらえる。 希望に縋るように侑斗へと突きつけた。 「これを見てくれ! あの人はライフルを発砲したことがあるんだ。今回君に銃口が向きそうになっていた。 きっと君を撃とうと狙っていたんだ……信じてくれ! 桜井くん……!!」 木場が思いを吐き出しきった刹那、再度侑斗の拳が木場の身体を吹き飛ばした。 信じてもらえない。絶望が木場に訪れる。 「…………行けよ……」 「……俺は、人を守るために……この力を……」 「うるさい! お前の声なんて、化け物の声なんて聞きたくない! 行け!!」 侑斗はこいつはくれてやる、とデイバックを一つ投げつけて、背を向ける。 香川を、ライフルを向けた男を捜すと告げられて、木場は弱々しくデイバックを取った。 侑斗が信じてくれない。自分を化け物だと見ている。 ハンマーで殴られたようなショックを受けて、木場はふらふらとその場をあとにした。 侑斗は怒りに燃えるまま、香川を探すために川を辿っていった。 まるで木場が香川のことを綺麗さっぱり忘れたような態度に怒り、所詮は北崎と同じ化け物だと心の中で罵る。 (……香川さんを、忘れたような……?) そういえば、侑斗自身を木場は忘れていなかった。ゼロフォームへとなった香川を思い出し、不可解だった一つの事実が侑斗の中でつながる。 赤いカードによって引き起こされた悲劇だと気づいた時、侑斗は木場がいた地点へと走っていった。 辿り着いた現場で、息も荒く周囲を探すが、木場の姿は見えない。 (俺のせいじゃないか……) 赤カードの弊害を香川に伝えていれば、こんなことは起きなかった。 ゼロノスベルトを香川に貸さなければ、こうはならなかった。 自分が香川の記憶を、木場が失うことをに気づいていれば、こうはならなかった。 『うるさい! お前の声なんて、化け物の声なんて聞きたくない! 行け!!』 蘇るのは、自分が言った拒絶の言葉。人の心を抉る罵倒。 侑斗の胸に後悔が押し寄せる。 「全部……俺のせいじゃないか…………。う……く……」 侑斗は今度は声に出して呻く。涙は流さない。 ただ、己の過ちを無限に悔い続けた。 □ (私としたことが、見誤りましたか……) 香川は川より上がり、疲労した全身を引きずって目の前に見えるホテルへと向かう。 身体を休めるのに相応しい場所へとやってこれたのは幸いだ。 (誠実な青年だと思っていたのですが、よもやこのバトルロワイアルで人を殺すことを決意していたとは。 桜井くんには、ゼロノスベルトを返していたのであの場は何とかなるでしょう) 赤カードの弊害を知らない香川にとって、木場は突如襲ってきた殺人者としか判断しようがなかった。 殺人者としては不可解な点も見えたが、不意打ちを狙っていたと考えれば納得できないこともない。 (やはり、オルフェノクは敵と見るのが正しいのでしょうね。あの、海堂という青年を除いて) 同じオルフェノク、という餌に釣られ、木場に騙されているのだろう。 香川はそう結論付けて、目を細める。静かな決意がそこにはあった。 (彼ら、海堂くんと桜井くんに再会する前に、済ませておかねばならないことができましたね。 そう、木場勇治なる青年の抹殺。騙す人間が消えれば、騙された人間は害を受けない。 変身道具も武器も今はありませんが、私にはこの知能がある。木場勇治、覚悟してください。あなたは私が始末します) このバトルロワイアルを潰すために。 香川は口の中で呟いて、ホテルへと入っていった。 □ 「つう……俺様、ひょっとして寝ていたのか……?」 海堂が呟いて、身体を見下ろした。節々が痛み各所に傷がある。 痛みに顔をしかめながらも、海堂の顔は晴々としている。 「なあ…………モグラ。俺は出会った仮面ライダーたちは最悪だと思う。復讐を誓うのも、しょうがないだろ? けど、俺様は決めたぜ」 海堂は拳を振り上げて、太陽と固めた拳を重ね合わせる。 死んだ仲間に示すように。 「正しい仮面ライダーになってやる! 間違っている仮面ライダーをちぎっては投げ、ちぎっては投げて、マシな仮面ライダーとして戦ってやるぜ!」 だから見ていてくれ。心の中で呟いて、海堂は立ち上がる。 そういえばと、香川が言っていた合流場所を思い出した。 (しょうがねえな。あいつらは俺様がいないとなーんにも出来ねえんだからな。俺様が何とかしてやるぜ。待っていな!) 満面の笑顔を浮かべた海堂は、傍から見ると仲間と合流でいるのが嬉しくてしょうがないように見えた。 たとえ、その内面が否定していても。 彼が向かう先に仲間はいない。それでも、海堂は希望を胸に進み続けた。 新たな決意、仮面ライダーとなることを決めて。 「うう……俺は……」 木場は力なく、当てもなく彷徨い続ける。 海堂と合流することも考えたが、彼が現在どこにいたのかは知らない。 それに、侑斗に『化け物』と呼ばれたことが悲しくてたまらなかった。 両親を、恋人を、すべてを失ったあの日を思い出す。 木場は人を憎しみで殺してしまった。だからこそ、人を殺すことをやめさせたいと決意した。 けれども、誰も彼も『人間』は木場を、オルフェノクを拒む。 またも、闇がささやいた。オルフェノクとなった日に、木場の中で蠢く憎しみが蘇る。 人を殺すことこそが、オルフェノクになった者の運命という声を、木場自身の心が生み出した。 木場の持つデイバックの中身が少し覗く。 それは、侑斗が間違えて渡したゴルゴスのデイバック。 支給品は人間の形をしておらず、オルフェノクでもないゴルゴスには無用の長物だったもの。 天のベルト、サイガドライバーとトンファーエッジが、木場を闇に誘うように、妖しく蠢いた。 木場勇治と海堂直也。 彼らは未来にて、互いに真反対の道を歩みことになる。 二人がそれぞれの未来において、バトルロワイアルでも同じ結末をたどるのか、ファイズとサイガのベルトしか知らなかった。 状態表 【十面鬼ゴルゴス@仮面ライダーアマゾン】 【1日目 現時刻 昼】 【現在地:G-6・駐車場】 【時間軸】:本編13話前後 【状態】:胸に一文字の傷。全身打撲。ダメージ大。疲労大。三十分戦闘不可。 【装備】:ガガの腕輪 【道具】:なし 【思考・状況】 基本行動方針:打倒仮面ライダーアマゾン、主催者への報復 1:いずれ仮面ライダー(ゼロノス・ファイズ)を殺し、血を吸う。 2:アマゾンを見つけ次第殺す。腕輪を奪う。 3:牙王、死神博士、影山は最終的に殺し、血を吸う。 【備考】 ※岩石の9つある顔のうち一つが潰されました。 ※能力制限について思い当たりました。 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:昼】 【現在地:E-6・中部ホテル前】 【時間軸】:東條悟に殺害される直前 【状態】:深い後悔、強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。三十分変身不可(ゼロノス) 【装備】:なし 【道具】:なし 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:木場勇治の抹殺。そのために身体を休め、英気を養う。 2:木場勇治を抹殺後、海堂及び侑斗と合流。 3:東條は必ず自分が止める。 4:ガドル(名前は知らない)、北崎を警戒 5:五代雄介に一条薫の死を伝える。 6:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 【備考】 ※変身制限に気づきました。大体の間隔なども把握しています。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※木場からオルフェノク・スマートブレイン社についての情報を得ました。 ※死者の蘇生に対する制限について、オルフェノク化させる事で蘇生が可能なのではと思いはじめました。 【海堂直也@仮面ライダー555】 【1日目 現時刻:昼】 【現在地:G-6・北部道路】 【時間軸】:34話前後 【状態】:身体の各部に大程度の打撲、怪我。疲労大。激しい怒りと決意。三十分変身不可(ファイズ、スネークオルフェノク) 【装備】:ファイズギア 【道具】:なし 【思考・状況】 基本行動方針:モグラのために「正義の仮面ライダー」となる。 1:木場たちと合流のため、動物園へ向かう。 2:ライダー(アマゾン、歌舞鬼、オーガ、ガイ)の危険性を伝える。 3:危険な仮面ライダーを倒す(殺さない) 【備考】 ※ 澤田の顔はわかりますが名前は知りません。また、真魚の顔は見ていません。 ※ モグラ獣人の墓にはガーベラの種が植えられています。 ※ 第一回放送は知っている名前がモグラのみ、ということしか頭に入っていません。 ※ 変身制限について知りました。 ※ゾルダのカードデッキは破壊されました。マグナギガも倒されました。 【桜井侑斗@仮面ライダー電王】 【1日目 現時刻:昼】 【現在地:F-6・北土手】 【時間軸】:最終回直後 【状態】:深い後悔、強い決意、激しい自己嫌悪。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。 【装備】:神経断裂弾(1発)、ゼロノスベルト 【道具】:基本支給品×2、ゼロノスカード五枚(内一枚赤カード)、ラウズカード三枚(ダイヤK・ブランク二枚) ショッカー戦闘員スーツ×2@仮面ライダー、ディスクアニマル(ニビイロヘビ)、戦国時代のディスクアニマル(イワベニシシ) 煤けた首輪、双眼鏡、コーヒーセット、デジタル一眼レフ(CFカード)、望遠レンズ 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:木場に謝りたい。 2:香川、木場、海堂との合流。 3:自分と同じ顔をした少年(桐矢)への疑問。保護が必要ならそうする。 4:ガドル、風のエル(名前は知らない)、北崎を倒す。 5:五代雄介に一条薫の死を伝える。 6:金居の死に後悔。 【備考】 ※変身制限に気づきました。大体の間隔なども把握しています。 ※首輪の損傷具合は不明です。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※木場からオルフェノク・スマートブレイン社についての情報を得ました。 ※シグザウアー SSG-3000は破壊されました。 【木場勇治@仮面ライダー555】 【1日目 現時刻:昼】 【現在地:E-6・南部道路】 【時間軸】:39話・巧捜索前 【状態】:全身に中程度の打撲。他人への不信感。全身に疲労大、背中等に軽い火傷。二時間変身不可(ホースオルフェノク) 【装備】:なし 【道具】:基本支給品×1、Lサイズの写真(香川の発砲シーン)、サイガギア、トンファーエッジ 【思考・状況】 基本行動方針 ??? 1:侑斗に絶望。他人に不信感。 2:香川の危険を伝える。 3:海堂を心配。 4:死神博士、ゴルゴス、牙王、風のエル(名前は知らない)、東條を警戒。影山はできれば助けたい。 5:事情を知らない者の前ではできるだけオルフェノク化を使いたくない。 【備考】 ※香川から東條との確執を知り、侑斗から電王世界のおおまかな知識を得ました。 また、第一回放送の内容も二人から知りました。 ※香川を赤カードの影響で忘れてしまいました。 077 blood 投下順 079 restart 077 blood 時系列順 079 restart 074 Weak and powerless 十面鬼ゴルゴス 092 鬼³ 074 Weak and powerless 桜井侑斗 093 時の波 074 Weak and powerless 香川英行 091 信じるモノ 074 Weak and powerless 木場勇治 091 信じるモノ 074 Weak and powerless 海堂直也 083 EGO(前編)
https://w.atwiki.jp/led-gallery/pages/267.html
00 行先表示のみ 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 04 新宿 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 09 大宮 10 指扇 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 19 西谷 23 相模大塚 25 海老名 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 34 横浜(JR) 01 回送 02 臨時 03 試運転 04 団体 05 埼京線 07 りんかい線 08 各駅停車 00 種別のみ 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 04 新宿 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 埼京線 埼京・川越線 川越線 埼京線 りんかい線直通 埼京・川越線 りんかい線直通 りんかい線 りんかい線 埼京線直通 りんかい線 埼京・川越線直通 埼京線 相鉄線直通 埼京・川越線 相鉄線直通 相鉄線直通 相鉄線内 各停 相鉄線内 特急 埼京線直通 埼京・川越線直通 埼京線内 各駅停車 埼京線内 快速 埼京線内 通勤快速 各駅停車(相鉄) 00 種別のみ 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 04 新宿 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 各駅停車(JR線直通) 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 04 新宿 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 JR埼京線直通 09 快速 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 04 新宿 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 埼京線 埼京・川越線 埼京線 りんかい線直通 埼京・川越線 りんかい線直通 りんかい線 埼京線直通 りんかい線 埼京・川越線直通 埼京線 相鉄線直通 埼京・川越線 相鉄線直通 相鉄線内 特急 快速(相鉄) 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 10 通勤快速 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 04 新宿 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 埼京線 埼京・川越線 埼京線 りんかい線直通 埼京・川越線 りんかい線直通 りんかい線 埼京線直通 りんかい線 埼京・川越線直通 埼京線 相鉄線直通 埼京・川越線 相鉄線直通 相鉄線内 各停 11 急行 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 12 特急 00 種別のみ 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 04 新宿 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 埼京・川越線 相鉄線直通 特急(JR線直通) 00 種別のみ 01 新木場 02 東京テレポート 03 大崎 04 新宿 05 池袋 06 板橋 07 赤羽 08 武蔵浦和 09 大宮 11 南古谷 12 川越 14 武蔵小杉 17 横浜(相鉄) 18 星川 19 西谷 20 二俣川 21 瀬谷 22 大和 24 かしわ台 25 海老名 27 いずみ野 28 湘南台 30 羽沢横浜国大 31 新横浜 33 品川 34 横浜(JR) 35 藤沢 JR埼京線直通 2019/12/02-03 JR線・相鉄線直通運転開始!相鉄線関連を多数追加しました。 2019/12/22 多数追加しました。 2020/01/10 多数追加しました。 2020/01/30 特急を追加しました。 2020/02/22 羽沢横浜国大を追加しました。 2020/02/25 西谷・海老名を追加しました。 2020/03/10 各停を追加しました。 2020/07/27 相模大塚を追加しました。 2020/11/17 新宿・横浜(相鉄)・横浜(JR)を追加しました。 2021/02/17 多数追加しました。 2021/08/27 赤羽を追加しました。 2021/10/01 特急を追加しました。 2023/03/28 武蔵小杉を追加しました。 2024/04/21 多数追加しました。 2024/06/18 多数追加しました。
https://w.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/117.html
大部品 組合事務所(施設) RD 22 評価値 7部品 施設概要 部品 所在地 部品 本部と支部の建物 部品 連絡網 大部品 防犯対策 RD 6 評価値 4部品 最も基本的な対策 大部品 防犯カメラによる防犯システム RD 5 評価値 3部品 防犯カメラを使った防犯システム概要 部品 設置型カメラ複数設置による死角フォロー 部品 広域データ観測による時系列の把握 部品 防犯カメラの情報の集積 部品 防犯カメラの設置場所の工夫 大部品 事務所の建物 RD 6 評価値 4部品 受付 部品 事務室 部品 応接室 部品 会議室 部品 医務室 部品 倉庫 大部品 福利厚生施設 RD 3 評価値 2部品 厨房 部品 託児所 部品 図書室 大部品 貯木場 RD 3 評価値 2部品 貯木場の概要 部品 陸上貯木場 部品 水中貯木場 部品 施設概要 『NW森林組合 FairyForest』が各藩国における活動の拠点として用意した建物。 組合に加入した藩国によって建物文化や環境、交通の便などが異なるため、支部によって間取りや内装、外見などがそれぞれ違っている。 大きく分けて事務所となる建物、福利厚生のための建物、貯木場の三つから構成されているが、土地の事情もあるため建物二つと貯木場は必ずしも隣り合っているわけではない。 部品 所在地 基本的に組合事務所は各藩国に一つ。藩国の面積や森林の配置状況によっては現場の付近に組合員の休憩所として簡易トイレが付属した小屋が用意される。 例外的に組合本部がある藩国は本部用と支部用で組合事務所が二つになる場合がある。 部品 本部と支部の建物 組合本部がある藩国のみ組合事務所は本部と支部の二つがあることになる。 基本的に組合本部の仕事の大半は各支部からの情報・報告の取り纏めや経理監査などの事務仕事であるため、当初から組合本部は本部のある藩国の支部に本部スタッフが使用する部屋を増築する形で対応する予定であった。 しかし、A世界のニューワールドでは、組合本部がある藩国の政庁城の一室を借りる事が出来たため、組合支部の建物を利用することは無かった。 部品 連絡網 各支部は組合本部との連絡網構築が義務付けられている。そうでないと日々の報告を受け取れないためである。 ただ、支部が置かれている藩国のテックレベルによって設置できる連絡網のレベルが変わるため、どちらかと言えばアナログな手段を用いる事が多い。 時には組合長自らが飛脚よろしく配って回ることもあったりしたようである。 部品 最も基本的な対策 NW森林組合では、日中は最低でも二人は組合支部にいるように定めている。 窃盗目的の犯行であるならば誰かがそこに居るだけで抑止力になり、二人なのは片方に何かあってももう片方が通報できるからである。 しかし、業務の終わった後の夜間は基本的に人がいなくなるため、その時間帯は施錠と防犯カメラを使って防犯対策を行っている。 部品 防犯カメラを使った防犯システム概要 観測される範囲の安全を確保し防犯につとめるために運用されるシステムであり、当然ながら観測する側が範囲内のものを管理、支配するためのものではない。 防犯カメラが設置されている場所でしか有効にならない。 個人、民間組織、公共など利用者に制限はないが防犯カメラを設置する範囲が自己の管理下であることが必要。 範囲が広くなればなるほど、そのデータを管理する組織、機材の規模も大きくなる。 部品 設置型カメラ複数設置による死角フォロー 設置型カメラの首は回る角度が決まっており、360度すべてを見られるわけではないのでどうしても死角が出来てしまう。 複数台設置することでその死角を補い、より精度のある情報を記録できる。 部品 広域データ観測による時系列の把握 同時に広域を観測することで、その時系列を追うことができる。例えばそこに写っている人がどのような順序で道を歩いたか…などが複数のカメラの映像を繋ぐことで推測できる。 部品 防犯カメラの情報の集積 過去の情報を解析することで犯罪捜査に役立ったり、事件発生率を把握、危険地域を特定できる。ただ、記録情報も記録媒体の容量を必要とするため、特別な情報以外は一定期間で廃棄される。 警察組織以外が管理している場合、犯罪捜査協力として警察組織に情報を提供する場合がある。 部品 防犯カメラの設置場所の工夫 テロ防止、防犯の意味であれば人の多く集まる場所に設置し、犯罪の抑制に使用する。また、薄暗い通りなど住民に危険がおよびそうな場所に設置することで同様の効果が得られる。 部品 受付 基本的にどの支部でも事務室と隣接する形で設置されている。 森林組合に用事がある者はまずここに訪れて来訪目的を告げて住所氏名を記載し、必要に応じて応接室なり会議室なりに案内される。 受付嬢に関しては基本的には配置しない方針だが、絶対に配置しない理由もないため配置したい理由が明確であれば配置が認められるケースもある。 その場合、スタッフの扱いは事務スタッフという扱いで業務を行ってもらう事になる。 部品 事務室 各支部の運営スタッフが業務を行う場所。何はともあれ絶対に存在しなくてはならない部屋。 支部長、副支部長のデスクと複数人いる事務と経理のデスク、日々の報告書を作るのに使われる主任のデスクが存在する。 なお、防犯カメラで取得した映像を記録する装置はここに置かれている。 部品 応接室 来客に対して使用される部屋。 特別業務に関する打ち合わせが行われることもあるため、防音性が高く外に音が漏れにくいようになっている。 部屋の隅には書記用のデスクがあり、特別業務の打ち合わせなどが行われる時に使用される。 部品 会議室 運営スタッフ内で行われる運営会議や組合長と運営スタッフとの意見交換会などで使用される部屋。 業務のミーティングもここで行われ、そのための黒板なりホワイトボードなりプロジェクターなりが置かれている。 支部によっては大会議室という名前のホールと小会議室の二つが用意されているところもある。 部品 医務室 山林や森林などの野外で業務を行う関係上、NW森林組合では組合員の切り傷、擦り傷、果ては骨折まで様々な怪我が予想されていた。 そのため、各支部には医務室の設置と医師の常駐を義務付けており、重傷の組合員が出た場合、応急処置をして国内の病院に運ばれる手筈になっている。 なお、医務室の医療レベルは各支部の裁量に委ねられているが、医療レベルを下げる場合は救急搬送先の病院の確保が交換条件になっており、最低でも重傷の組合員を応急手当できるだけの医療レベルは確保するように定められている。 部品 倉庫 いわゆる道具倉庫。 組合業務に必要な道具類を仕舞ってある場所であり、刃の研磨や折れた柄の交換など簡単な作業を行う工房的な区画も存在する。 なお、植林に使う苗木はここで一時的に置いておくことはあるが、伐採した木々はここには置かれない。 部品 厨房 森林組合の業務は一日仕事であるため、お弁当レベルかつ昼食のみではあるが食事が用意される。 ちなみに有料で日替わりではあるがメニューは選べない。組合員はお弁当を頼む場合、朝厨房に寄ってお金を支払い、名簿に名前を書いておく。そうするとお昼時にまとめて厨房のスタッフが配達するという手筈になっている。 経費を考えると昼食を用意するのは大変なのだが、森林組合は山林や森林で仕事をする関係上、近くに昼食を食べに行くという事が難しく、どうにかしてお弁当を用意する必要がある。しかしながら、男所帯だと栄養バランスを考えないお弁当を用意することが多いため、組合業務は身体が資本であることを踏まえて弁当販売が行われることとなった。 組合支部の経済状態と支部のある藩国の食糧事情によっては行われない場合もある。 部品 託児所 両親が働いている間、子供を預けておく部屋。 子供がいる組合員に対し、日中の業務中に子供を預かるため福利厚生の一環として用意された。 単純な子育て支援というわけではなく、散歩と称して森林管理業務を行っている現場を見に行ったり苗木の植え付けを手伝ったり植物に関する読み聞かせを行ったりと子供たちに幼い頃から木々に親しみを持ってもらい、出来るなら未来の組合員になってくれるように今から頑張っているのである。 ちなみに組合長も時々ここで子供相手に妖精の話をしている。 部品 図書室 植物や樹木に関する書物が収められた部屋。 樹木医資格の取得を目指す組合員が勉強を行うために福利厚生の一環として用意されたもの。 本の貸し出しはできないが、図鑑だけではなく専門書の類も置いてあり、勉強するための机と椅子、机と机を分ける仕切りも用意されている。 時折、樹木医となった組合員からのセミナーも行われている。 部品 貯木場の概要 貯木場とは木材を長期間に亘って貯蔵するための施設のこと。本来では貯蔵だけでなく販売のための加工も行う場所なのだが、NW森林組合では木材の商用利用は積極的に行っていないため、そちらに関してはあまり重視されていない。 伐採した木々を乾燥させつつ貯蔵する施設であるため広い平坦地が必要とされ、その関係で組合事務所そのものからは離れているケースもある。 貯木場には陸上貯木場と水中貯木場の二種類があるが、どちらの方式で貯蔵を行うかは各支部の判断に任されている。 部品 陸上貯木場 二つある貯木場の内、一般的に流通している方式が陸上貯木場である。 1ヘクタールほどの広い敷地に付帯施設と通路があり、そこに木材を積み上げて乾燥させつつ貯蔵するという方式の貯木場である。 水中貯木場と比べ、木材の輸送を陸送に頼る場合の利便性が高く、河川が必要という地形的問題が無いのが特徴。 部品 水中貯木場 河川の河口付近などにダムのような広い貯水池と搬出入口のための水路を作り、そこに丸太を浮かせて貯蔵するタイプの貯木場。 水につけておくことで乾燥によるひび割れが少なくなり、虫害や菌害を防ぐことができるというメリットがある。 また、水につけておくと製材した後の乾燥が丸太をそのまま乾燥させておくのに比べて短く、品質も高くなる。 反面、良好な水質の河川が必要な事や使える状態になるまでの期間が長くその分費用が嵩むなどの問題点もある。
https://w.atwiki.jp/hankyu_led/pages/82.html
01-回送 02-臨時 03-試運転 04-団体 05-立川 06-武蔵小金井 07-三鷹 08-中野 09-御茶ノ水 10-西船橋 11-津田沼 12-幕張 13-千葉 14-飯田橋 15-国分寺 16-豊田 17-高尾 18-中央特快豊田 19-中央特快高尾 20-水道橋 21-奥多摩 22-御嶽 23-武蔵五日市 24-青梅 25-河辺 26-拝島 27-立川 28-快速東京 29-東京 30-快速東所沢 31-東所沢 32-快速府中本町 33-府中本町 34-快速西船橋 35-西船橋 36-南船橋 37-新習志野 38-海浜幕張 39-南越谷 40-快速新秋津 41-新秋津 42-新松戸 43-快速新木場 44-新木場 45-しもうさ号海浜幕張 46-しもうさ号新習志野 47-しもうさ号南船橋 48-しもうさ号西船橋 49-しもうさ号大宮 50-京葉線 51 空白 52-通勤快速東京 53-快速東京 54-東京 55-通勤快速新木場 56-快速新木場 57-新木場 58-通勤快速上総一ノ宮 59-快速上総一ノ宮 60-上総一ノ宮 61-通勤快速勝浦 62-快速勝浦 63-勝浦 64-通勤快速成東 65-快速成東 66-成東 67-通勤快速君津 68-快速君津 69-君津 70-西船橋 71-南船橋 72-新習志野 73-快速海浜幕張 74-海浜幕張 75-快速千葉みなと 76-千葉みなと 77-快速蘇我 78-蘇我 79-快速大網 80-大網 81-快速誉田 82-誉田 83-東金 84-吉川美南 85-千葉 86-姉ヶ崎 87-木更津 88-君津 89-上総湊 90-千葉 91-誉田 92-大網 93-茂原 94-上総一ノ宮 95-勝浦 96-むさしの号八王子 97-むさしの号府中本町 98-むさしの号東所沢 99-むさしの号大宮 現在は入っていない行先(現在も出せるかも?) 路線名表示 中央・総武線 中央線 中央・青梅線 青梅線 京葉線 京葉・内房線 京葉・外房線 内房線 外房線 武蔵野線 武蔵野線内各駅停車 更新情報 日付 更新内容 編集者 2014/11/22 ページの体裁を変更 立川、三鷹、中野、津田沼、中央・総武線、中央・青梅線、青梅線を追加 JR南武 2014/11/22 回送、臨時、幕張、武蔵小金井、御茶ノ水、豊田、中央線、河辺、新木場、[快速]新木場[通勤快速]新木場を追加 十六夜はじめ 2014/11/22 試運転、団体、奥多摩、水道橋を追加 新宿わかしお 2014/11/24 [通勤快速]上総一ノ宮、[通勤快速]成東を追加 しんちゃん 2014/11/26 [快速]新秋津、新秋津、空白追加 JR南武 2014/12/08 幕張ミス発見したので画像置換え JR南武 2014/12/09 府中本町ミス発見した為、画像差し替え 新宿わかしお 2014/12/10 快速上総一ノ宮修正 新宿わかしお 2015/02/02 西船橋、快速東所沢、東所沢、快速西船橋、南船橋、通勤快速(新木場・成東以外)、しもうさ号、むさしのドリーム西船橋・東所沢ミス発見した為、画像差し替え 新宿わかしお
https://w.atwiki.jp/ftbsvg/pages/16.html
ASOBIBA新木場フィールド 4月定例会 ASOBIBA新木場フィールド 公式サイト
https://w.atwiki.jp/railkaizen/pages/8.html
中央線 ダイヤをパターン化する。 中央特快と青梅特快を1 1の割合で15分おきに運転し、立川で、中央特快は青梅行きに、青梅特快は立川で、高尾(大月)行きに接続する。 武蔵野線 むさしの号を一時間に一本運転する。 埼京線・(りんかい線) 池袋→新木場間は有楽町線(約30分・230円)、埼京線(約40分・570円)で有楽町線のほうが半額以下。やはり大崎→新木場間は他社線で非常に高くなってしまうので、運用方法を変更(線路はりんかい線、運用はJRのような。北総鉄道のような感じかな?)する必要があると思う。池袋・新宿→お台場近辺・新木場が便利に使いやすくなれば臨海地域もより発展できると思う。
https://w.atwiki.jp/led-gallery/pages/278.html
02 回送 06 快速 新木場(りんかい線直通) 07 快速 東京テレポート(りんかい線直通) 10 快速 新宿(埼京線) 11 快速 池袋(埼京線) 12 快速 赤羽(埼京線) 13 快速 武蔵浦和(埼京線) 14 快速 大宮(埼京線) 15 快速 指扇(埼京線) 16 快速 南古谷(埼京線) 17 快速 川越(埼京線) 19 通勤快速 新木場(りんかい線直通) 20 通勤快速 東京テレポート(りんかい線直通) 21 通勤快速 大崎(埼京線) 22 通勤快速 恵比寿(埼京線) 23 通勤快速 新宿(埼京線) 25 通勤快速 赤羽(埼京線) 26 通勤快速 武蔵浦和(埼京線) 27 通勤快速 大宮(埼京線) 28 通勤快速 指扇(埼京線) 29 通勤快速 南古谷(埼京線) 30 通勤快速 川越(埼京線) 32 新木場(りんかい線直通) 33 東京テレポート(りんかい線直通) 34 大崎(埼京線) 35 恵比寿(埼京線) 36 新宿(埼京線) 37 池袋(埼京線) 38 赤羽(埼京線) 39 武蔵浦和(埼京線) 40 大宮(埼京線) 41 指扇(埼京線) 42 南古谷(埼京線) 43 川越(埼京線) 46 新木場(りんかい線) 47 東京テレポート(りんかい線) 48 天王洲アイル(りんかい線) 49 大崎(りんかい線) 53 快速 指扇(埼京線直通) 55 快速 川越(埼京線直通) 61 通勤快速 川越(埼京線直通) 63 新宿(埼京線直通) 64 池袋(埼京線直通) 65 赤羽(埼京線直通) 66 武蔵浦和(埼京線直通) 67 大宮(埼京線直通) 68 指扇(埼京線直通) 69 南古谷(埼京線直通) 70 川越(埼京線直通)
https://w.atwiki.jp/25438/pages/3841.html
▼‐10 「しずか。あなたしかいないのよ」 「えっ、えっ……?」 「加瀬田いずるが部屋に戻ってから、わたしが鍵がかかっていることを確認するまでの間、 あの部屋に近づけたのはしずかだけでしょう」 「で、でも鍵は!」 「既に密室成立のトリックが見破られてる時点で、 鍵は加瀬田いずる以外の何者かが持っていたことは明らか。 それが、その部屋で寝る予定だったしずかだった……簡単でしょ?」 しずかは黙り込んでしまった。まさか、この小人が殺人を。 「……しずかは鍵を確認しに行くといって、実際には自ら鍵を締めにいった。 そういうことで合ってる?」 「そうよ。そして、この事実から、もう一人の協力者が浮かび上がるわ」 「えっ!?」 しずかの協力者……今度こそわたしなのか。 と思って、そっと和ちゃんの目の行き先を追ってみると、それはわたしではなく、 先程から反論を重ねていた、元気娘――の隣に辿り着いてしまった。 「美冬、あなたは昨晩寝ることができず、また一人も部屋から出て行っていないと言った」 「確かに言ったわ」 「それはおかしいのよ。まず、しずかが犯人の一人であることは間違いない」 「わたしが疑わしい理由が全く見えてこないんだけれど」 「でも、しずかは非常に華奢で非力。この出血の酷い二ヶ所の傷はいずれも深く、 しずかにつけることは不可能でしょう」 「それをわたしがつけたって言いたいの?」 「いえ。わたしが言いたいのは、しずかは“密室作成時に被害者を刺していない”という事実よ。 ならば、しずかがつけた“浅い”傷はいつ、どのタイミングでつけられたか」 大方、しずかの力では致命傷を一撃で与えられるか不安があった、 だから密室作成に留まった、そんなところでしょう、と和ちゃんは言った。 全員の顔がしずかに向けられる。 しずかはみるみるうちに小さくなって、ついにはしゃがみこんでしまった。 「わたしの見たことと証言を照らし合わせれば、それは一つしかない。 そう、“就寝時間”に他ならない。 でも美冬、あなたは一晩中起きていて、誰も部屋に出ていないと言った。嘘をついた!」 なにか声を出そうとしたのだろう、美冬ちゃんは口を開けた。 開けたまま、言葉は詰まって、外に現れてこない。 反論が、できない。 今までで犯行に関係していることが発覚したのは、しずかと美冬ちゃん。 最も怪しい容疑者として、わたし、唯ちゃん、姫子ちゃんの三人のいずれか。 一体ここからどれだけの人が事件に巻き込まれていくのだろう。 わたしはひたすら息を殺し、その場を見守っていることしかできない。 「さらに美冬、あなたは言ったわね、寝れないことは普段から慣れっこだって。 あなたはきっと不眠症だったのでしょう。でも、今回ばかりは睡眠薬を飲むわけにはいかなかった。 それだけじゃない、きっとそれは加瀬田いずるを部屋に戻らせることにも、 大いに役立ったんじゃないかしら?」 睡眠薬をあらかじめ加瀬田いずるに盛り、先に部屋に戻らせ、 密室を作れるようにする。 これなら加瀬田いずるが本人から部屋に戻ったことにも説明がつく。 「さて、他の五ヶ所……このうち二ヶ所が、最も深く、そして命に拘わった傷ね。 これは少なくとも就寝時間より前につけられたとみていい」 「出血量が違うから、だね」 「そう。じゃあ誰が、いつつけたのか。 これを考え始めたとき、わたしはある一つの不思議な一致を思い出したわ。 ねえ、しずか」 すっかり縮こまってたしずかが、身体を飛び上がらせた。 そこまで驚かなくても。 「あなたは加瀬田いずるの部屋に寝るはずだった。 でも、結局ちかたちの部屋に寝ることになった。そうしたのは、どうして?」 「え、なんとなく……」 「違うわ。あなたは唯と喧嘩していたでしょう」 視線の向かう先が、一挙に入れ替わる。 「え、わたし?」 「しずかが被害者を就寝時間に刺すための条件は、 自分の部屋に協力者しかいない状態を作るか、協力者以外にもばれない方策をとるか。 いずれにしても、わたしの部屋で寝るということはできなかった」 「そうだっけ?」 「だってわたしたちの部屋は、もう事前に寝る場所まで決めてあったのよ? ……わたしが、扉の前に寝ることまで、ね」 「あ……なるほどっ!」 関心する唯ちゃん、素直でいいんだけど、自分の立場を覚えてるんだろうか。 「つまり、しずかが他のあらゆる要素を排し、至って自然に部屋を決定した、 昨晩の喧嘩こそが仕組まれたものだったということよ!」 「そしてその協力者のわたしも、犯人グループの一味だったんだね!」 「唯……いつもと違って理解が早くて助かるわ」 「和ちゃん、わたしをちょっと馬鹿にしてない?」 ついに自供し始めちゃった唯ちゃんはさておき、 そうなると怪しいのが元気娘だ。 元気娘、ちかちゃんは、犯人側が二人もいる部屋で寝ていたのだから。 「なるほど、次はわたしだね」 「別に楽しみにしてたわけじゃなさそうね」 「そりゃそうだよ、和ちゃん。 探偵側は楽しいかもだけどね、わたしたちはたまったものじゃない」 「わたしこれでも、結構厳しい綱渡りしてるつもりなんだけれどね。 じゃあ簡単に言ってしまおうかしら」 和ちゃんは日常会話でもしてるかのようなトーンから、 突然深く、わたしたちの心臓を握りつぶすトーンへと変化した。 「ちか、あなたも犯人側の人間よ」 「その証拠は?」 「あなたは証言で嘘をついたのよ」 ちかちゃんは覚えはないね、といったふうに首を振ってみせた。 「さっき唯が犯人側の人間であることを証明したわね。 では、唯は、“いつどのタイミングで加瀬田いずるを刺したのか”? まず就寝時間は、わたしがドアの真ん前で寝ていたから、除外されるわ」 「全く、厄介な寝方をしてくれたもんだね」 「わたし、しずか、そしてちかの三人で鍵を確認しに行っている間は、 トイレの前に行っていたと誰もが証言している。 事実、わたしたちはトイレの前で唯の姿を見たわ」 「そうだね、わたしも証人だ」 「これが疑いようもない事実だとすれば、残るタイミングはいつか? ……そう、“わたしたちが居間に戻ってから”なのよ」 ちかちゃんの口元がわずかに動いた。 わずかに読み取れた言葉は、なるほどね、だった。 「ちか、あなたは居間に戻った後、美冬に用があるといい、トイレの前まで移動した。 その場面についてのちかの証言を要約すると、 “美冬がトイレから出てきて、唯が入っていった。 自分たちが話している間に唯はずっとトイレに入りっぱなしだった”。 ……間違いないわよね?」 「まあ、大体そんなところだね」 「認めるのね、自分が犯人側の人間だってこと」 「一つだけ。わたしたちは唯ちゃんより先に、居間に戻った。 これについてはどう説明するの?」 「その後すぐ、しずかがトイレに走ったでしょう。 まさかちかたち二人が戻ってきて、しずかがトイレに走るまでの短い間に、 全てが終えられるわけがないわ」 「ふむふむ……逃げ場なし、かな」 まさか自分まで犯人側の人間だったとはね、と、 ちかちゃんは困ったような笑みを浮かべた。 まあ、正直、覚悟はできていたけれど。 そんな呟きを添えて。 「さて、次だけれど……」 「え、ちょ、ちょっと待ってよ」 和ちゃんの先を進もうとする言葉に、思わずわたしも声を漏らす。 だって考えてほしい。 初めの、犯人が誰か全くわからない、あるいは外部犯の仕業かと思われたこの事件が、 いつの間にかわたしたちの中の四人が犯人ということになってしまっている。 七人中、四人。探偵役を除けば、三分の二が犯人側の人間ということだ。 もうこれだけで十分多い。それでも、和ちゃんは、 「まだ犯人がいるっていうの……?」 「そうよ」 まだ犯人側の人間をあげるのだという。 驚きも一周すれば、妙な落ち着きに変わる。 もはやここにいる全員が犯人でも、わたしは驚かないだろう。 「傷の出血量の差はさっき話したわよね。 二ヶ所の傷が深く、そして出血量も多いということも」 「うん。それが一番初めにつけられた傷だって」 「これらは極めて短い時間の間につけられた、つまり一人の人間が続けてつけたものでしょう。 さすがにこれほどの傷で、目覚めない人もいないだろうからね」 「一撃目で殺し損ねたことがわかったから、二撃目を加えたってこと?」 「そういうことになるわ。そして、一人目の殺人者を絞り込む上で、 今まで犯人側の人間だと証明した人たちを検証するわ」 わたしと姫子ちゃん以外の全員に、順々に視線を送る。 「まずしずか。しずかは就寝時間以外に殺せた時間はないから、違うわ」 しずかはそっと胸を撫で下ろした。 いやでもしずか、一応犯人であることは確定しちゃってるからね。 「続いて美冬。トイレにこもってる時間は、まず殺せない。 これ自体が嘘というのも、例えばわたしが“居間に戻る前に”トイレへ行きたくなったら、 一発でアウトになるのだから考えにくいわ」 「だとしたら、トイレから出て、ちかちゃんと二人で話していたっていう時間はどう?」 「まあ、あのタイミングだったら誤魔化しも効くでしょうね。 ただわたしが考えているのは、あれはどちらかといえば、 唯を守るという意味合いが強かったんじゃないかしら」 「どういうこと?」 「つまり、もしわたしが“居間に戻ってから”トイレに行きたくなって、 そこに唯がいなくっても、トイレを終わらせるぐらいの時間はあったんだから 二人が色々理由をつけられるでしょう?」 「なら、片方だけでもいいんじゃ……」 「それとは別に、本当に話しておきたいことはあったのよ。 さらに言えば、ちかと美冬は就寝時間という最大のチャンスが活かせるのだから、 このタイミングで殺しにいくというのはなおさら考えにくいわ」 となると、残ったのは唯ちゃんと、まだ名前が挙がってない犯人ナントカちゃん。 「唯にそこまでの力はない。けれど、散々非力だと言われたしずかよりはある。 かなり怪しいけれど、全くこの傷がつけられないともいいきれない」 「じゃあ……」 「ただ、押すことは出来ても、引くことができたかしら。 押すだけなら体重をかけてやればできるけど、そこで殺し損ねたと気づき、 すぐさま引くだけの力を……いや、それだけじゃないわね」 和ちゃんはすぐそこの窓に近づき、拳の裏で二回ノックした。 「このコテージの壁は断熱に優れてる。防音にもね。 ただ窓ガラスが直接揺らされた際の音なんかは、そうとも言い切れない。 昨晩キッチンで、風の音と、風に揺れる窓の音を確かに聞いたわ」 不意に姫子ちゃんが頷いた。そういえば、あの時一緒にいたのは姫子ちゃんだった。 「だとしたら、寝ていただけだとしたら、あそこまで……そうね、うん。 しずか、あなたがわたしたちと二階に上ったとき、あなたは窓を強く叩いたわ。どうして?」 「え、だって中で寝てるから、起こそうと……」 「起こしたらこの計画は全て水の泡よ。そう、本当はそんなこと、恐ろしくて出来っこない。 ならばどうして出来たのか。それは、あの時点で加瀬田いずるは必ず起きないことが わかっていたから……殺されていることがわかっていたから!」 どよめきが広がる。当たり前だ。 「待って、和。それはおかしいわ」 「どうしてかしら美冬」 「さっき、しずかちゃんに最初の傷はつけられないと、和は言っていた。 この説明自体はわたしも納得したし、異論はない。 だけどそうすると、今度は誰もそのタイミングで加瀬田いずるに近づけないことになるわ」 「そうね……わたしもそこが気になっていたの。 見取り図を見せてくれる?」 「この見取り図でわかるように、被害者の部屋へ行く場合は階段を上り、 廊下を進んで、この扉から入るか、あるいは隣の部屋からベランダを使う、 二通りの方法が考えられるわ」 和ちゃんは二本の指を立てた。 その、一見自信で満ち溢れている指を、美冬ちゃんは残念そうな眼差しで見ていた。 「でもしずかちゃんが戻ってから、和たちが部屋に向かうまでの間に、 誰も二階に上ってない。和たちが行ってからなんて、まず無理な話よ」 「そうね、扉の前にわたしたちはいた。ちかが鍵を取りに行っている間にもね。 そうなると、さっきの二つの方法は全く使えないことになってしまう」 和ちゃんは二本の指を折り、手をあっさりと引っ込めてしまった。 万策尽きてしまったのか。そう思ったときだった。 「ならば第三の方法を考えましょう」 逆の手を前にだし、一本指を、さっきより真っ直ぐに立てたのだ。 その一本指に宿る勇気は、指先から天井を突き破るほどに高く感じられる。 和ちゃんはまだ諦めていなかった。 「要はわたしたちのいた廊下を通らず、あの部屋にたどり着けばいいのよ」 「そんなこと出来るわけ……」 「それが出来るのよ、とても原始的な方法で。さっき見つけた、この道具を使えばね」 和ちゃんが取り出したのは、非常に丈夫そうな――ロープだった。 「待って、そのロープは――」 咄嗟に吐きかけた言葉を飲み込んだのは、ちかちゃんだった。 恐らくちかちゃんが言おうとしたことは、誰もが思ったけれど、誰にも聞くことのできないことだろう。 そのロープ、いつ、どこから見つけてきたの? わたしたちに、それを知る術はない。 いま証拠としてロープを持っている、和ちゃんでさえも。 ただ一つだけわかっているのは、“あのロープが必ず劇中に出てくる”ということだけだ。 和ちゃんは言っていた。 “わたしたちは作品世界の外側にいる。 今後知るはずだったような証拠も、既に手に入れているのよ” 「後は言わないでもわかるわね、ロッククライマーで怪力の女子高生さん?」 ロッククライマーは、顔を俯かせて、押し黙っている。 「キッチンからあの部屋に辿り着くには、居間を通る必要がある。 つまり居間のちずるにさえ見られなければ、アリバイは完璧に成立するってわけね」 しずかが密室を作り上げる際、同時にロープをセットし、ベランダ側の鍵も開けておく。 姫子ちゃんがキッチンからそのロープを辿ってベランダに上り、ロープを片付け、 加瀬田いずるの部屋へと侵入、第一の殺人者となる。 あの深い傷も、怪力のロッククライマー――姫子ちゃんなら、簡単に説明がつく。 「確認するわよ。まず姫子が今のようにして二ヶ所。次に、唯がトイレと偽って一ヶ所。 その次は就寝時間になって、ちか、美冬、しずかの、同じ部屋の三人がベランダを通って、一ヶ所ずつ」 合計すると、六ヶ所。死体についた傷の数と等しい。 「……以上が、わたしの推理よ。事件解決ね」 ああ、ついに事件解決。一面のトップ記事になるこの事件の解決者、 真鍋和探偵の写真を一枚収めようと、懐のカメラを取り出す。 レンズを通して彼女の姿を見ると、するとどうだろう、これはなんだ。 この違和感はなんだ。 「これはおかしい、ちがうよ」 誰かがそう言った。誰が。 わたしは、わたしが意識するより前に、違和感に正直になっていた。 「……ちがう、ちがう、断じてちがう! そんな、こんな“細かい一点でいい加減になる”なんて、らしくない! もっと不完全なところがある――和ちゃんはよく知ってるはずでしょ?」 そこにいた誰もが、なにかに憑りつかれたようなわたしを、怪訝そうに見ていた。 ただ一人、和ちゃんを除いて。 「そうね、ちずる。この推理には“続きがあるわ”。 だけれどね、その前に一つ言わせて。この事件を解決する方法は“二つ”あるの」 「二つ……?」 「そのどちらを選ぶのか、わたしはある人に尋ねたいと思うわ」 和ちゃんは一拍した。乾いた音は空間を捻じ曲げる。 コテージかと思われていた空間から黒板や、机や椅子が見えてきたとき、 わたしは劇の終幕を自覚した。 ▼‐11 姫子ちゃんと後輩ちゃんを経由し、和ちゃんはある人の連絡先を手にしていた。 その通りに携帯のボタンをプッシュする和ちゃんの手は、 どこか躊躇いが見え隠れしているような気がする。 それでも立ち止まらない。 ついにドアの前まで来た和ちゃんは、最後のインターフォンを押し、 住人とのアクセスを開始した。 コール音が機械的に繰り返される。――不意にその音が途切れた。 「もしもし」 和ちゃんの電話は、後輩ちゃんの友人、脚本家へ繋がっていた。 「わたしは桜高生徒会の真鍋和。 安心して、この電話のことはあなたの一番の友だち以外の、誰にも話してないから」 思い切りわたしたちの前で話してるんだけど。 「そう、そうよ、その友だちが困っていて、巡り巡って、わたしのところに話が来たの。 あなたが脚本を出し渋っているってね。 ええ。じゃあ当ててみせましょうか、あなたがどうして脚本を出したがらないか。嫌でしょう? 嫌なら、今から話すことをよく聞くことね」 あれ、ちょこっと脅迫入ってないかなこれ。 これからはカメラだけじゃなくて、ボイスレコーダーも常備しようかな。 なんて思っていたら、和ちゃんが次に話したのは、なんと先程の推理だった。 流石に話は手短に、ブラッシュアップされている。 いや、そんなことは今はどうでもいいことだ。 なにせ未完成の作品について、作者に読者がその答えを言っている。 非常に奇妙な光景に映った。 「いい、これで六つの傷ができた。 それでね、この事件の解決には二つの方法があるの」 わたしたちと同じ場所に、いま脚本家は立った。 そして、 「一つは“あなたが考えていた通りのもの”。 でもあなたは、彼女が代わりの役者になると聞いて、これを止めなくてはならなくなった」 あっという間に、わたしたちは置いて行かれた。 「違う? ……そう、違くない、当たっているのね。 わたし個人として言いたいことは山ほどあるけれど、 とりあえず自分勝手な理由でクラス全体を振り回さないことね。 いまじゃ、あなたの方が余程――いえ、なんでも。……よく知ってるでしょう?」 脚本家が急遽脚本の提供を止めた理由。 それが一瞬のうちに、全くわたしたちにとっては不意打ちに、眼前に叩きつけられた。 こんなもの、わたしのカメラでは捉えきれない。 「なら覚悟しなさい。わたしはお話づくりは得意じゃないの、だから無責任な提案だけしか出来ない。 そう、そう、この提案こそが二つ目の解決方法。期待させたなら悪かったわ。 だけど今更、あなたにそんなことを言う権利がある?」 和ちゃんはわかってる。そしてそれは、きっとさっき感じた違和感。 わたしは、勘でしかないけど、恐らく和ちゃんの次に、答えの近くにいる。 考えろ、考えるんだ。脚本家になにが起きたのか。 「わたしからの提案はこれよ。……“探偵をありふれた人間にする”」 探偵を、ありふれた人間に。その響きに、わたしは目を見開いた。 驚きもあったけれど、それはきっと、意外なほどわたしには腑に落ちたからなのだと思う。 「細かい演出とか、話の流れは、あなたが考えなさい。 一つ忠告しておくと、あなたのクラスメイトは、既に与えられているシーンの練習を、 とても熱心にしているそうよ」 それから最後に二言三言、言葉を交わしたかと思うと、 和ちゃんは二人のアクセスを断ち切った。 「……ねえ、和ちゃん」 「どうしたのちずる?」 「あとで、二人で話がしたい。いいかな?」 「断っても聞かないって顔してるわよ」 そうなのかな。そうなのかも。 6
https://w.atwiki.jp/class15/pages/17.html
○月よーび 講義教員人数シケ対 月1 身体運動科学八田さん6伊東内木場大薗金田 千葉中山 現代生命科学Ⅱ渡邊さん1沖野 物理・生命一般有田さん1善塔善塔 月2 国際関係論Ⅰ古城さん10阿部伊藤(K)大薗沖野川瀬 坂本 川瀬坂本杉森宮里 山下山橋 スペイン語初級(三外)栗林さん1伊東 フランス語初級(三外)小畑さん1内木場内木場 中国語初級(インテンシヴー)王さん5金田金千葉中山金田 千葉 松木 中国語初級(インテンシヴー)楊さん2清水善塔 思想・芸術一般鶴賀さん1ジニ 法と社会岩田さん2熊澤藤田熊澤 経営政策科学清水さん8昆竹森辻野服部竹森 平井 平井細野宮崎安田 東洋思想史伊藤さん1中江中江 認知脳科学村上さん1濱地 基礎統計安藤さん1吉田 月3 政治Ⅰ鹿毛さん1阿部 歴史Ⅰ井坂さん17伊藤(K)伊藤(S)小川熊澤濱地 伊藤啓太郎 増山 坂本清水杉森善塔 竹森辻野濱地平井 藤田松木増山宮崎 吉田 心理Ⅰ岡ノ谷さん15内木場大薗沖野金田宮里 服部 川瀬金ジニ千葉 中山服部細野宮里 安田山下山橋 哲学Ⅰ村田さん1昆 ことばと文学Ⅱ三角さん1中江 月4 みんなのやすみじかんな~し36全員 月5 社会・制度一般福田さん6阿部金善塔細野細野 松木山橋 思想・芸術一般竹下さん1伊東 経済人類学丸山さん3小川清水濱地 比較社会論野上さん1ジニ藤田 適応行動論長谷川さん 齋藤さん6熊澤昆坂本千葉千葉 宮崎 増山宮崎 社会環境論松原さん1中江
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/213.html
◆ 東條がバイクに跨がって海沿いに都市部を疾走していたのは、ある人物との再戦を望んだからだ。 彼を乗せて駆けるバイクは「凱火」。名前こそこうであるが、武装を備えていたりする戦闘用バイクという訳ではない。 元いた場所へと戻る最中、道端に放置されたそれを見つけ、現在に至る。 可能な限り緩めたスピードでの走行中も、東條は念入りに人の気配を探し続ける。 既に姿を消し去っていた木場勇治、まだ見ぬ参加者、或いは自身も良く知るライダー達か。 その中でも特に木場との再戦を心待ちにする。正面から「英雄じゃない」と東條を否定した木場に、証明してやりたい。 道沿いに進んだ結果、その望みが思ったより早く叶うかも知れない。 東條は見たのだ。ショッピングセンターに入店する見覚えのある服装の男を。 胸が高鳴っているのを確かに感じ、東條が凱火を停車させる。 もう一台バイクが停車していることから、内部に木場とは別の参加者がいるのではないか、と推測。 可能な限り気配を殺し、店内へ入る。間もなく戦闘中であることを判断する東條。 本来オルフェノクが三人存在すれば何れかが東條の存在に気付く可能性は高い。 一人でも冷静に気配を探りに移ればアウトだが、三人ともその余裕は無い、もしくはつもりが無かったらしい。 ぶつかり合うニ体のモンスターは、シルエットこそ違えど、カラーリングは木場が最初に変身したモンスターと類似する。 おそらくは同族なのだと推測し、辺りを見遣る。変身に使えそうな物は見られるが、確実にここで変身すれば存在が知れる。 正直なところ一名を除けば残りニ名の生死に興味はない。むしろ相討ちで構わない位だ。 ならばどうするか。自分の持つ奇襲能力を存分に生かすべきだろう。 機会を見て木場が東條と戦わざるを得ない状況へ持っていく。 タイガのデッキなら、英雄の自分ならばそれが出来る筈。 念じる様にして場を離れる。木場の変身したファイズが放つ輝きの強さに目を細めながら。 ◆ タイガへと変身し、遠距離から様子を伺っていた東條は驚愕する。 数で劣勢にありながら容赦なく攻撃を浴びせ続けるドラゴンオルフェノクの強さ。 その光景から東條は一つの仮定を生み出す。 (あいつも倒せば、また僕は英雄に近付けるのかも知れない……) ターゲットが二人に増えたところで、カードを腰部のバックルに収められたデッキから抜き取る。 後はデストバイザーのワンアクションを挟むだけ。全ての準備が整った。 やがてドラゴンオルフェノクの攻撃でファイズが変身を解除され、更に変身していた男が気絶したことを東條は確認する。 この期を逃すと、木場が北崎に殺害されるのは誰が見ても明らか。つまり―― 待ち望んだ奇襲を実行する時だ。切り札を最初から切る。この行為が、東條の並々ならぬ意気込みを端的だが表していた。 ――――FINAL VENT―――― タイガの契約モンスター、デストワイルダーがショーウインドウから飛び出す。狙いは――ドラゴンオルフェノク。 戦闘の様子から、スネークオルフェノクが気絶した木場の仲間だと東條は考えた。故に放置して構わない、とも。 完全に勝利を確信していたドラゴンオルフェノクを、デストワイルダーが捕捉するのに苦労は一切無かった。 得物を連れて接近するデストワイルダーを、店外へ誘導する。自動ドアを十メートル程越えた先でクローを構え、待機。 摩擦を引き起こし、火花を舞い散らせながらの接近。ドアを越えたところで、東條がカウントダウンを開始した。 残り九、八、七、六メートル。しかしその先を紡ぐことは無く―――― 「誰だか知らないけど、気に入らないなあ……」 ドラゴンオルフェノクが右膝を振り上げ、デストワイルダーの進行を停止させる。 東條は疑問を持つ。余りにもドラゴンオルフェノクの迎撃に「苦労」という雰囲気を感じることができなかった為だ。 立ち上がったドラゴンオルフェノクの攻撃を無防備な状態で受け続けたところでようやく一つの答えにたどり着く。 (……こいつ、ワザとここまで引き摺られてきたのか!?) ドラゴンオルフェノクが変化を解き、北崎の姿へと戻る。態々変身を解除したその余裕。 間違いなく「何か」を起こす気だと東條も判断し、タイガの変身を解く。 戦闘中における変身の解除は、別の変身を意味することを木場との戦いで既に学んでいる。 ならば切り札を使い終えたタイガよりは、万全の状態で戦えるもう一つの力――ガイへの変身を行使するべきと東條も判断したのだ。 「擦れて背中が熱いなぁ……へぇ、君も別の仮面ライダーになれるんだ」 北崎がバイクのデイパックから黄金のベルトを取り出す。 同じバイクのミラーへと東條がデッキを翳し、再度バックルを装着する。 手にしたベルト――オーガギアを、北崎も合わせる様に装備。オーガフォンを展開する。 ――自分より強い存在が「0」であることを証明する為に。 ――自分以外の参加者を「0」にする為に。 ――それらの思いを束ねもう一度「0」のコードを入力し。 「試してあげるよ……変身」 「変身!!」 重なる二つの言葉は、再び幕が上がったことを示していた。 ◆ オルフェノクへの変身を解いた海堂は動転していた。突如出現した怪人が、オルフェノクを引き摺っていって。 どうすれば良いのかは判断しかねていたが、確かだと言えるのは「あのオルフェノクを放置してはいけない」ということ。 激戦の中床に佇んだままのデッキが視界に入る。 『それをそこに翳して使えば、仮面ライダーになれるんだ』 北崎の言葉を思い出す。やはり使う気にはならない。もう一度オルフェノクに―― 「っておい、どういうこっちゃ」 ――変身することはできなかった。もう一度力を込めるが、やはり結果は変わらない。 『戦ったばかりじゃ力が出せないでしょ?』 ようやく気付く。「一度変身を解いたら、すぐには変身できない」と。 かといって放置もしておけないのが海堂。デッキを掴み、すぐに走りだした。 去り際に目を覚まさない木場に目をやる。あれだけの攻撃を受けたのだ、気絶は当然の結果だろう。 「お前には助けてもらったからな……木場。 ……いいぜ、今回だけは使ってやる」 変身を終えたばかりの二人のライダーが海堂の出現に気付き、視線を浴びせ掛ける。 二人のライダーが勝敗を決した時、勝者は再びこちらを襲ってくるだろう。 ならばどうするか――――簡単だ、二人纏めて倒せば良い。 「仮面ライダーの、力って奴をよぉ!!!!」 非道なライダー達を必ずここで討つ。決意と共に、海堂はデッキを握り締めた。 【G-5 北東部 ショッピングセンター前】【午前】 【海堂直也@仮面ライダー555】 ]時間軸]:34話前後 [状態] :体の各部に中程度の打撲。激しい怒り、2時間変身不可(スネークオルフェノク) [装備]:カードデッキ(ゾルダ) [道具]:無し。 [思考・状況] 基本行動方針:「仮面ライダー」を許さない。 1:二人の仮面ライダー(オーガ、ガイ)を倒す。 2:赤と緑のライダー(アマゾン、歌舞鬼)の危険性を伝える。 3:まだ対主催。 ※ 澤田の顔はわかりますが名前は知りません。また、真魚の顔は見ていません。 ※ モグラ獣人の墓にはガーベラの種が植えられています。 ※ 第一回放送は知っている名前がモグラのみ、ということしか頭に入っていません。 ※ 変身制限について知りました。 【北崎@仮面ライダー555】 [時間軸] 不明。少なくとも死亡後では無い。 [状態] 全身に疲労。頭部、腹部にダメージ。背部に痛み。オーガに変身中。ドラゴンオルフェノクに2時間変身不可。 [装備] カワサキのZZR-250、オーガギア [道具] 基本支給品一式、不明支給品(0~1個) [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いを楽しんだ上での優勝。 1:ガイとの戦いでオーガギアを試す。 2:五代雄介、「仮面ライダー」なる者に興味。 3:桜井侑斗、香川英行とはまた闘いたい。 4:ゾル大佐、橘朔也と会ったら今度はきっちり決着をつけ、揺ぎ無い勝利を手にする。 5:「仮面ライダー」への変身ツールを集めたい。 6:木場勇治はどうせだから自分で倒したい。 ※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。 ※桐矢京介を桜井侑斗と同一人物と見なしています。 ※三田村晴彦の生死に興味を持っていません。 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】:44話終了後 [状態]:中程度のダメージ。疲労中程度。2時間変身不可(タイガ)、ガイに変身中 [装備]:カードデッキ(タイガ、ガイ)、「凱火」(Valkyrie Rune) [道具]:基本支給品×2、特殊支給品(未確認)、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、芝浦の首輪 [思考・状況] 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 。 4:木場(名前は知らない)に自分が英雄であることを知らしめる為、自らの手で闘って殺す。 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません 【G-5 北東部 ショッピングセンター内】【午前】 【木場勇治@仮面ライダー555】 【時間軸 39話・巧捜索前】 [状態] 気絶中。全身に中程度の打撲。他人への僅かな不信感。全身に疲労大、背中等に軽い火傷。二時間変身不可(ファイズ) [装備] ファイズギア [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針 主催者及びスマートブレインの打倒、脱出 1:海堂が心配だ。 2:長田、加賀美の捜索 3:首輪の解除 4:死神博士、ゴルゴス、牙王、東條(名前は知らない)に警戒 。影山はできれば助けたい。 5:事情を知らない者の前ではできるだけオルフェノク化を使いたくない ※備考 ※第一回放送を聞き逃しています。 ※付近に海堂のデイパック[基本支給品、ゼロノスカード(赤)×3、ディスクアニマル(ニビイロヘビ)、戦国時代のディスクアニマル(イワベニシシ)]が放置されています。 ※気絶中につき、思考・状況は気絶寸前のものです。 ※東條の乱入をまだ知りません。 状態表 065 終わるは遊び、始まるのは戦い(前編) 投下順 066 ちぐはぐな仲間たち 065 終わるは遊び、始まるのは戦い(前編) 時系列順 066 ちぐはぐな仲間たち 065 終わるは遊び、始まるのは戦い(前編) 木場勇治 070 裏切りはすぐ傍に 065 終わるは遊び、始まるのは戦い(前編) 北崎 070 裏切りはすぐ傍に 065 終わるは遊び、始まるのは戦い(前編) 海堂直也 070 裏切りはすぐ傍に 065 終わるは遊び、始まるのは戦い(前編) 東條悟 070 裏切りはすぐ傍に